最年少一級術師は五条先生の妹ちゃん！【呪術廻戦】 (ページ16)

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『ひゃ〜〜〜っ！！！棘くーん！！！！！へるぷ！！』

「高菜ぁぁっ！！！」

『えへへ、棘くんありがと〜！』

「あいつ訓練より棘に抱えられるの目当てじゃねえか？」

「だろうな」

今日は2年生のみんなと体術の訓練。
放課後なんだから遊べって？高専の時間割と小学校の時間割ってかなり違うんだよね。

待つの暇！！ってごねたらお兄ちゃんが許可してくれた。
わ〜い！お兄ちゃんだいすき〜〜〜♡♡♡

『ねえパンダくん、もうちょっと高く飛ばして！』

「遊びじゃねーんだけど。ほい」

…うん？あれれれれ？？

『パンダくーん！！！！高すぎだって！！！』

「あ、すまんすまん」

「すじこー！！！」

「うわ、余裕で校舎越えたぞ」

ひええこれはちょっと怖いかも…！！！

ぎゅっ、と目を瞑るとふわりと抱き止められた。

「も〜。ちょっとはしゃぎすぎじゃない？」

『お兄ちゃん！』

「げ。悟」

「明太子」

よかった…と思ったのも束の間。
さっきまで授業にかこつけて遊んでたことを思い出す。

「Aから愛の告白された気がしてさあ、覗きに来たら空からAが降ってくるんだもん。滅びの呪文叫びそうになっちゃった」

「洒落にならねー」

「しゃけ」

「マジで地球滅ぼせるもんな」

あっ、なんかこのままはぐらかせそう！
ここから逃げれたりするかな…

「A〜？？？？」

『あっっフラグ回収はやっ』

お腹を抱えられてぷらーんとお兄ちゃんの腕にぶら下がる。
うーんだめか。もはやここまで…

「Aちゃんはいまから僕と任務♡はい行くよ〜」

『うわあああん！！棘くんと遊びたくて高専来たのに！』

「おつかれ」

「いってら〜」

「ツナマヨ〜」

しっかり罰も食らいました。