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松｢どうしたんだよ｣
その問いかけに、俺は答えようとする。
だけど途端に
この状況を説明することが出来なくなった
そのことに
また頭が混乱して落ち着きが乱れる。
相｢...色が見えたの？｣
その言葉に、
一瞬、息が止まりそうになった
そうだ。俺は色を見たんだ。
そこでやっと今までのことを自覚する
櫻｢色が見えたってどういうこと？｣
俺の脳がやっと正常に働き始める。
まだあの時の衝撃が余韻として残る中、
俺はみんなに自分のことを話した。
視覚に異常があること。
それは色を知覚できないことと
色はすべて
カラーコードと呼ばれる文字列で知るということ
だけどもう一つだけ
新たに付け加えなければいけない。
それは
音が色で見えること。
二｢正確には、歌声が色として見えたんです。｣
櫻｢じゃあ、楽器からは何も見えないのか。｣
大｢へぇ、面白いね｣
二｢いや、すみません。
今後はもうこんな迷惑かけませんし、
色が見えなくても
カラーコードでなんとかなるんで
気にしないで下さい。｣
俺は小さい頃から
色が見えないことは言ってこなかった。
多分それは、迷惑をかけたくないのと同時に
色が見えないことを気にかけられるのが
嫌いだったし苦痛に感じた
そもそも今までも
カラーコードだけで不便なく過ごせたし
今回が異例なことばかりに
こんな事態になっただけだ。
俺はそんな事も含めて、
何事も無かったかのように終わらそうと
その場で謝った。
大｢全然迷惑じゃないし、むしろ嬉しいな｣
二｢え？...｣
耳を疑うようなことを言ったこの人は、
幼さが目立つ笑顔で優しく言った
大｢俺が初めて君に色を見せれたことが嬉しかった
それに俺、いっつも翔くんとかに
いろんなことやってもらってるから
誰かの役に立てたことや、
感動させることができてとっても嬉しんだよ｣
大野さんは歌声の時に見えた色のように
清らかで落ち着きがあり
話していて心地がいい人だった。
俺は大野さんのいうことを素直に受け止め
ありがとうございます。
と。目を見てお礼を口にした
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涼花 - もっと面白くなってきて続きが気になってきました！ (2018年5月2日 20時) (
レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
ハンバーグ(プロフ) - 涼花さん» わわわ！更新遅くてすみません！無事合格できたのでもう少ししたら更新しますので楽しみにしていてください!! (2018年3月21日 14時) (レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 更新をずっと待ってます！頑張ってください！ (2018年3月20日 22時) (レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 更新をずっと待ってます！頑張ってください！ (2018年3月20日 22時) (レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
ハンバーグ(プロフ) - 【お知らせ】受験が終わるまで月に１回だけの更新となります。 私の勝手な事情で楽しみにしてくださってる方、応援してくださってる方には申し訳ありませんが何卒、ご容赦賜りたくお願い申し上げます。 (2017年10月29日 21時) (レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年10月16日 0時
