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すべての部屋が案内し終わると
みんなが練習しているという体育館へ向かった。
城｢みんなー、集合！｣
体育館の扉を開けると
城島さんは大きな声でそう叫ぶ。
その声に反応するように
体育館にいた人達はこっちへ駆け寄り
おそらく各グループごとに並んだ。
俺たちも体育館に踏み入れ
対面する形で横一列に並ぶ。
城｢みんな揃ったから各高校毎に自己紹介を。｣
まだお互い口も開いていないが
伝わってきたのは
この場への緊張と
獲物を見つけた時のような威圧感だった。
坂｢はじめまして。『V６』です。
全員で6人です。
共に仲良くしましょう。よろしく。｣
村｢俺らは『関ジャニ∞』や。
大阪から来たなにわ者やけど仲良くしてな！｣
それぞれの紹介が終わり
流れ的に次は俺たち。
二つのグループは
どちらも俺たちとは違うオーラがある。
やはり一位を取った貫禄というものだろうか。
大｢どうも『嵐』です。
えーと。
ここいる人は一位を取ったみたいですけど
次の舞台では負けません。
よろしくお願いします。｣
櫻｢ちょっと！...すみません。｣
この場にいることで
改めて俺たちは2位だったと気付かされ
劣等感に埋もれていたけど、
こうやって簡単に
挑発してしまうリーダーは
至って普通な態度で言いのけた。
それに対して
礼儀に厳しい翔さんは苦笑いを浮かべ謝るのだった。
でも、今の言葉に嘘はない。
俺も、他のみんなも
きっと同じことを思ってると思う。
大野さんだって
宣言するとき、目の鋭さ増したのだから
強い思いを抱いているはずだ。
城｢それじゃあ、まずは見せ合いをしよっか。｣
指示の通り
順番を決めてからみんなはステージの前に座る。
俺たちの演奏は一番目。
いいのか悪いのか。わからない順番だけど
どんな順番だろうと気持ちは変わらない。
きっとわかると思う。
同じ軽音部なら
俺たちの声が。歌が。演奏が。
だからこそ
この5人のことを考えながら歌うんだ。
目の前の他校のことなんか
忘れてしまったかのように
その場の空気を俺たちのものに作り上げるんだ。
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涼花 - もっと面白くなってきて続きが気になってきました！ (2018年5月2日 20時) (
レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
ハンバーグ(プロフ) - 涼花さん» わわわ！更新遅くてすみません！無事合格できたのでもう少ししたら更新しますので楽しみにしていてください!! (2018年3月21日 14時) (レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 更新をずっと待ってます！頑張ってください！ (2018年3月20日 22時) (レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 更新をずっと待ってます！頑張ってください！ (2018年3月20日 22時) (レス) id: 118ed35cd1 (このIDを非表示/違反報告)
ハンバーグ(プロフ) - 【お知らせ】受験が終わるまで月に１回だけの更新となります。 私の勝手な事情で楽しみにしてくださってる方、応援してくださってる方には申し訳ありませんが何卒、ご容赦賜りたくお願い申し上げます。 (2017年10月29日 21時) (レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年10月16日 0時
