◇電脳少年の受難◆*２* (ページ38)

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STAGE９ー３【大野】ページ38

大｢もしも...
ニノが復讐したいなら、俺は手伝う。

だけど、
何もしないならこれからも守っていくだけ。

約束したんだ。

ここがニノの帰る場所だから...俺はここで待つ。

でも、
ニノは生きて帰らないといけない。

だから、ニノが危ないことをするなら
俺は全力で守ってみせる。｣

ニノが俺たちの仲間になった日、
俺はニノの命を預かったんだ

怖くても勇気をだして
自分のことを話したあの日を、

抱きしめながら誓ったあの日を

俺は絶対に無駄にはしない。

相｢...ニノが危ない事を考えてても、
リーダーは止めないの...。｣

大｢これはニノとあいつらの問題。

ニノ自身の問題に
俺らが首を突っ込んだらだめだよ。

だから俺は後ろから支えようと思う｣

ニノが目指す方向に俺達は道を示してあげる

それが間違った道だろうと関係ない。

俺達の道を作ってしまえばいいのだから

後ろからニノの背中を押す。

挫けそうな時はそっと支えてやる。

これはリーダーとしてじゃない

大野智として、
ニノとこれからも一緒に歩んでいきたいから

だから。

だから

独りでどこかに行かないでくれ。

寂しがり屋のお前は
何度も独りになって悲しかったんだろ

なのに

なんで

家中探しても

お前の姿が見当たらないんだよ。