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STAGE６ー３ 【二宮】 ページ4
翔さんの
教えてくれたことは
ほとんど調べたものと
同じことを話していて
すぐに理解はできた
だけど翔さんは
そのブレスと武器の
中身の仕組みまで
知っているのだろうか
昨日の
相葉さんに憑依したとき
実はそのブレスにも
少しだけだがアクセスした
そう、
今翔さんが付けている
赤いブレスは
能力を電子化し、
それをあらゆる機械で
翔さんたちの
力になっていたのだ
相葉さんに憑依していたため
完全にブレスの中へは
入れなかったが、
特にパスワードが
かかっている訳でもないから
すんなりと入ることはできる
それに、
僕がアクセスすることで
能力の威力が増量するのだ
少しでも
皆さんの力になれる
翔さんの説明を聞いて
はい、そうですか。と
素直に聞いておくのは億劫だ
だったら
僕はこの力を活かしながら
皆さんをサポートしていきたい
そう強く思うのだ
さっそく、
様子をうかがう翔さんに
僕はいま思ったことをすべて話す
はじめは驚いていたが、
最後には
ニノがそう思うなら。
と、快く了承してくれた
気づけば
リビングには僕達しか残っておらず
少し寂しくなった
部屋をあとにして
新しい布団の香りを感じながら
僕は深い眠りについた
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年8月16日 1時
