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STAGE７ー１０ 【二宮】 ページ17
目を開けると
そこは僕の部屋
疲れが押し寄せ
そのままベットに倒れ込む
もうすこししたら
みんな帰ってくるだろう
翔さんはどんな顔で
僕と話してくれるのか
不安な気持ちが生まれる
僕のあの言葉に、
なにか悟っただろうか
溢れた汚い言葉。
だけど許したくなかった。
それは
あの青年のことなのか
それとも
僕自身になのか
心臓が握りつぶされたように
痛みが激しくなる
もし誰かに聞かれたら話そう。
僕の人形にされた話を
真っ白な天井のように
僕の過去も真っ白にできたらいいのに
相｢ただいまっー！｣
大｢ニノー！｣
大きな声で帰ってきたこの人達は
綺麗な心をしているのかな？
僕は小さく息を吐き
みんながいるリビングへと歩き出す
どうかこのまま
僕の事を見つけないでほしい
もうあんな所に戻りたくない
やっと見つけたんだ
僕の求めてた場所が
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年8月16日 1時
