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STAGE７ー５ 【二宮】 ページ12
高校３年生の男
元々はマリオネットランド出身
能力は、操り
幼い頃
家族と一緒に異空間に飛ばされ
小さい頃からいじめを受ける
高校生になっても続くいじめに
耐えられず転校を希望した
転校先でいじめられないように
能力を使って人を脅す
他にもたくさんのことが
事細かに載っている
どこかで寂しいと訴えるような
そんな内容ばかり
どうして能力者は自由に生きれないのかな
この子は可哀想。
誰にも愛されず、孤独なのだ
少し前までの僕と似てる
この子が殺めてしまうのは
周りの人間が悪いのだ
この世界にいる人間が。
でも、
僕はこの子を許すことができないだろう
人を操ることはその人の自由を奪う
願ってもみない未来を、今を。
悲劇にしようとする
操られた人の気持ちがわかる
だって僕も、
白衣の科学者に操られていたんだから
リアルな夢を見せられてるような
そんな感覚が毎日襲う
実験だといって何度死んだことか
創られた世界に放り投げなれ
ただひたすら逃げるだけ
また失敗。
それが何度も続くだけ
あぁ、
でも操ってたのはこの人達じゃない
別に糸で操られていたのではなかった
僕が僕を操ったんだ
そうさせたのは人間のあいつらだけど
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年8月16日 1時
