過去を未来に ページ50
❮二宮side❯
櫻｢俺はいつでも待ってる。｣
いつからこんなにたくましくなったの。
いつから俺はこんなに弱くなったの。
強く抱きしめてくれる翔ちゃんは
俺のことを認めてくれてるみたいで……
閉まっておいたパンドラの箱を開けてすべて話した。。。
櫻｢⋯⋯ごめん。ごめんな。
だけど、お前はもう独りじゃないよ。
それは生まれた時からひとりじゃない
ニノは一人で背負い過ぎなんだよ。
器用なのに自分のことには不器用で
俺だって過去に戻れるなら戻りたい。
でも、戻れないから今を生きるしかない。
だったら、楽しく生きなきゃ損しか残らないよ
失うことを恐れたら
手にしたいものまで断念しちゃう。
ニノには4人も仲間がいる。
もっと頼れ。
それで怒る奴は1人もいないから。｣
いつもヘタレで
頭がいいのに不器用だった
泣いてたときの翔ちゃんとちがう。
優しく触れないと壊れてしまいそうな
翔ちゃんは
もう、俺は必要ないね…
だけど、
今度は俺が
あなたが必要だから
側で支えててくれるかな
じゃないと、俺は
また壊れてしまうから。
｢ありがとう。。。｣
涙でグシャグシャな顔を
翔ちゃんの肩に埋めて
小さくありがとうを伝えた。
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ハンバーグ(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございますっ！めっちゃ嬉しいです!これからも応援おねがいします! (2017年6月25日 23時) (
レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
しー - めっちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい (2017年6月25日 8時) (レス) id: 10e4a45cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年6月17日 20時
