昨日の僕を殺す ページ49
❮櫻井side❯
木の下に座ってるニノは
昔の俺と同じだ
多分、あの時のニノも
こんな感じで俺を見たんだろうな
でも、そんな思いをするのは
俺だけでいい
だって、もう何が起きても
めげないから
ニノに救われたあの日を
今度は俺が救ってみせるから＿＿＿
ニ｢え、しょーちゃん？
どうしたの？
いきなり抱きしめて笑｣
俺よりも小さくて華奢な体を
守るように
存在を確かめるように
温かさを伝えるように
強く。
抱きしめた。
｢今度は俺が救ってみせるから
だから、いつでも頼っていいんだよ｣
ニ｢そんなの上辺だけだ。
翔ちゃんに⋯⋯
⋯⋯翔ちゃんに俺の気持ちがわかんねぇだろっ！
頼っても
救えねぇことなんだから⋯⋯⋯⋯。｣
｢そんなの
やってみなきゃわかんないじゃん。
やる前から諦めたら
後悔ばかりが自分を苦しめる
だったら、
やらずに後悔するより
やって後悔したほうが
よっぽどいい｣
｢たしかに、俺は二ノのことを
わかってないし
聞いても分かりきれないかもしれない。
だって、
俺はニノじゃない。
だから全部はわかんないよ。
だけど、話すことで少しはわかるから、
変えることができるから。｣
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ハンバーグ(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございますっ！めっちゃ嬉しいです!これからも応援おねがいします! (2017年6月25日 23時) (
レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
しー - めっちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい (2017年6月25日 8時) (レス) id: 10e4a45cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年6月17日 20時
