本性に仮面をつけて ページ12
❮二宮side❯
屋上を離れ教室に戻る途中
少し気まずくてこんなんじゃまた教室に戻っても変な空気になるだけだ
だったら、溢れるほどの不安に蓋をして自分の気持ちは噛み殺した方が絶対いい
昔から嘘をつくことは慣れてる。
多分空気を読むことが得意で、
いつのまにか演技してるときがあった
最近は隠すようなことがなかったしする必要もなかったから偽りの笑顔を振りまくことはなかったけど
みんなの笑顔が俺のことで消えるのは嫌なんだ
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
やっぱり教室の空気はどこか冷たくてけど大野さんが
大｢どうしたの？みんな笑
固まってちゃって変な顔だよ？笑｣
その問いかけに
櫻｢ひどいよ智くん!俺はいつでもイケメンだよ？笑｣
翔ちゃんも空気を読むのが上手い。だから今も大野さんの言葉に乗ったんだろうな
だったら翔ちゃんにはわるいけど
ニ｢翔ちゃんはいつでも肩が撫でてますけどね？ふふっ笑｣
その会話のおかげでクラスのみんなが笑った
それでいい。俺が我慢すればいいんだから
松｢1限目サボったんだからノート移しとけよ笑｣
ニ｢えーめんどくさいなぁ｣
なぁんて、馬鹿な俺はずっとそうやって生きてきた
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ハンバーグ(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございますっ！めっちゃ嬉しいです!これからも応援おねがいします! (2017年6月25日 23時) (
レス) id: 2ef8e4923f (このIDを非表示/違反報告)
しー - めっちゃ面白いです！これからも更新頑張って下さい (2017年6月25日 8時) (レス) id: 10e4a45cfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハンバーグ | 作成日時：2017年6月17日 20時
