９１歩めっ！ ページ12
及川side
…飛雄、急速に進化するお前に…
及川「俺は負けるかもしれないね。」
でも…
Aside
俺は、バックアタックしやすい位置で構える。
ピリピリした空気が張りつめて、少しだけ気分がいい。
すると、及川のサーブ、一瞬強打のように見えたが…
西谷「前ぇぇぇぇ！！」
終盤、どうしても強打だと思い固くなってしまうところで緩い軟打！
大地さんが崩しながらも上げる
旭「レフトォォォ！！」
日向「センターぁぁぁ！！」
俺は2人に負けじとデカイ声を出す
A「バックぅぅぅ！！」
影山「っ…東峰さん！！」
アズさんの強烈なスパイクがブロックを吹っ飛ばす
しかし、リベロが片手でボールを上げている
及川「岩ちゃん！！」
俺は、エースのスパイクを受ける
A「うぐっ！」
ギリギリでボールは上がったが、ネットを超える
及川「叩け！金田一！！」
A「ごめんひー君！！頼んだ！！」
すると、やはり相手の方が背が高いので、ボールはコッチのコートに落とされそうになる
が…夕が綺麗に上げる
西谷「オラァァァ！！」
ひー君の足が地についた瞬間、もうひー君は駆けだしている
トビも超速攻を放つが…ひー君の打ったボールはブロックに捕まった…
時間を忘れるような、そんな感じだった。
俺はボールを追いかけるが…同時に走馬灯の様なものが映る
若さんが中学の最後の試合もこんな感じだった
次の瞬間には、中学校の時同様にボールは地についていた。
主審が試合終了の笛を鳴らす…
負けた。
俺達の夏は…終わってしまった。
俺は促されるまま、整列をし挨拶をする。
残ったのは、前の試合の余韻だけだった
縁下「A…あのさ…」
A「ごめん！チカ君！俺さ暑すぎて、ちょっと風あたってくる！」
俺は廊下を駆け足で走り抜ける
他の人の視線が俺に集まる、が、無我夢中で駆け抜ける
階段を駆け下り、転びそうになっても走り抜ける。
A「っ…！？」
俺は石につまづき、芝生に仰向けで放り出される。
青臭い草の匂いと土の匂いが鼻をかすめる。
A「っ…うぇ…うぐっ…」
俺は声を抑えて泣く。
涙が１つまた１つと頬をつたい地面に落ちる
悔しいっ…悔しい…！！
涙はまるで、俺の悔しさの分まで流れ落ちているようだった…
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翔和(プロフ) - うぉぉぉ！？あっ、ありがとうございます！！ (2016年3月23日 16時) (
レス) id: a5c6613bba (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - イラスト上手いですね！これからも更新頑張って下さい！(^-^) (2016年3月22日 11時) (レス) id: 0f11b2e158 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 翔和さん» そうなんですか！ありがとうございますm( _ _ )m (2016年2月19日 21時) (レス) id: 85e6c1cc77 (このIDを非表示/違反報告)
翔和(プロフ) - はいっ！！良くぞ気づいてくれました！！そうです、主人公君は元々白鳥沢なんで縁下以外は主人公君が英語嫌いなのを知らないのです！ (2016年2月19日 13時) (レス) id: a5c6613bba (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - コメント失礼します。質問なんですが、最新話の最後のセリフで、白鳥沢となっているんてすが… (2016年2月19日 12時) (レス) id: 85e6c1cc77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔和 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月31日 9時
