【ハイキュー】皇帝と呼ばれた少年 third step 【男主】

９０歩めっ！！ ページ11

すると、及川は今日一番の打点で、えげつないサーブを放つ。
大地さんがギリギリで上げる
絶対、腕いたいよ！？

大地「くそっ、スマン！！」
旭「あんなの上がるだけで有難いっつーの！！」

俺はエースの攻撃に構える。
しかし、トスが上がったのは１３番だった。
及川はこの１３番になかなか目立つようなトスを上げていなかった…
そう言えば…

そう思った時に１３番のスパイクをトビがギリギリで上げている所だった
ボールはネットを超えた。

国見「チャンスボール！！」

やっぱり、他の連中よりキレがある。
トスを集めなかったのは、この為か！！
そして及川は、また１３番にトスをあげた。
今度はチョンっと触れるだけのフェイント…！

逆転し返されてしまった…
すると、ひー君はトビに近づく、何度か話しかけて、影山さんになった時にトビが気がついた

日向「おい、まさかビビってんのか、ダセー」

トビは無言でガッとひー君の頬を掴む

日向「ふがし！」

ふがし…ふ菓子…あっ、久しぶりに食べたい←

日向「だっ、“大王様”が“王様”より凄いなんて当然じゃんか！名前的にも！絶対お前より頭良さそうだし！因みに皇帝よりも！」

すると、トビはひー君に無言で攻撃をする。
ひー君はサッと避ける。

大地「スマン！影山。次はちゃんとお前のところへ返す。そうしたらお前がベストだと思う攻撃をすればいい。」
菅原「おいおい影山ー！！ビビってんじゃねーぞ！！」

すると、スガさんは大きな声で言う。

菅原「“うちの連中はァ”！！」
影山「…“ちゃんとみんな強い”」

俺はにやりと笑って…

A「トビ、この試合でもう一回凹んだら、ふ菓子奢れよ」
影山「えっ！？」

俺は振り返り…

A「お前はもう１人じゃないからな！どうだ？トビ！」

俺は息を吸って…

A「【自分の中の強み】は見つかったか？」

影山はこくりとゆっくり頷いた
俺も嬉しくなってにっこりと笑う。



そして、勝者と敗者が決まる。



✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
そろそろ青葉城西戦も決着…！！
ここまで長々とお待たせいたしました！！
いよいよ、決着！！

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