王者立海に無気力気味な美少年が入学してきたようです【男主】

第10話 VSボレーのスペシャリスト ページ10

次は丸井さんと試合か...


どんな技が出るのかな...


相変わらずガム噛んでる...


間違えて飲み込まないのかな...


あのガムのおかげで絶対顔面に当たらないと思う


ボレーってどうやってやるんだろ...


丸井「シクヨロ☆」


A「...シクヨロ☆...?」


丸井「(真顔でのシクヨロなのに可愛い...)...フィッチ?」


A「ラフ」


丸井「残念スームス。サーブ貰うぜぃ」


走らせる?いや、無理だ


なら、後ろに落とす?


まぁ、適当にやるか


・


・


普通のラリーになる


丸井さんも先輩として負けられないんだろうね


でもテニスやるならココがいいから負けられない


回転かけると手首が疲れる...


さっきの切原さんとの試合で手首を少々やってしまった事だし...


走るしかないかな...


あ、やばいチャンス...


丸井「妙技、綱渡り」


ー丸井sideー


コイツ、さっきの試合みたいに回転かけてこねぇ


何でだ？


お、来たきた!!


チャンスボール


今、1-1でこれを決めればリードできる


やるしかないだろぃ?


丸井「妙技、綱渡り」


やっぱ天才的だろぃ!!


にしてもあの目やだなー


観察するような...見透かすような...


これで1、2回目だろぃ?


恐ろしすぎるよぃ...


ま、鉄柱当ても綱渡りも取られてないからいいけど


ー丸井side終了ー


やばい...


非常にやばい...


現在4-4


1ポイント取られると5-4になる...


綱渡りは突破できる...


ただ...鉄柱当てが...


あ、きた


綱渡り


丸井「(もらった!!)」


丸井さんの目の前にボールが転がる


これは素人だから返せるんだと思う


丸井「雪永...お前今何した...?」


A「...突っついた...」


こんな球を1球で攻略できたら最強だね


A「...逆襲開始...」


この試合、攻めるが勝ちだ...多分


鉄柱当てはスルーの方向で...


見事6-4で勝った


よく見ると後ろががら空き...


はー、勝ててよかった...


息切れが半端じゃない...


...!!


汗...掻いてる


ワイシャツの下...背中が若干湿ってる


気持ち悪い...


でも、こういう汗は悪くないかも...


丸井「センキュー、また試合しようぜ!!」


A「...はい」


丸井「(笑わなかったか...残念...)次は負けないからな!!」


ー柳sideー


真田と俺は結果を見て顔を合わせる


レギュラーであり3年の柳生と丸井、2年ながらもエースの赤也が負けた


どうやら弦一郎も同じ考えのようだな

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