王者立海に無気力気味な美少年が入学してきたようです【男主】

第18話 NGワード ページ18

朝練後の部室です...


A「柳先輩...」


柳「なんだ?俺に特別体力upメニューを考えてもらうならやってやるぞ?」


絶対にやらないな


A「......違います。手首が疲れない回転のかけ方を教えてください。ボールを操りたいです」


柳「...そう来るか...データだ。お前のデータは何故か取れない。何故だ?」


そんな事知るかよ


A「...知らないっス。教えてください」


柳「手首を柔らかくしてみるのはどうだ?」


手首は柔らかい...


A「他には?」


柳「来るボールに合わせて回転をかければ負担が少なくなるぞ」


A「...そうですか。ありがとうございます...」


なるほど...

動かないように無理やり回転かけたから痛くなったんだ...


幸村先輩、案外簡単に行きそうです...


そうとなれば授業中考えよう


A「お先に失礼します」


NOside



真田「何の話だ?」


柳「ああ、Aは回転を操りたいらしい」


柳が少し嬉しそうな顔をする


丸井「ほぇー、本物の天才はそんな事も...」


丸井の言葉に切原が顔を真っ青にし挙動不審になる


切原「丸井先輩!!彼奴に向かって天才はNGワードですよ!!」


仁王「天才がNGワードなんて無かろう?むしろ嬉しいんじゃなか?」


切原「いやいやいやいや、NGワードですって!!前に、天才だな、って言ったら睨んでくるようになって1週間睨まれたんッスよ...」


切原以外は呆れた顔になる


丸井「睨まれても彼奴なら背が低いから上目づかいで可愛くなるんじゃねぇの?」


上目づかいの言葉で仁王がAの痴漢を思い出し逃げ出した


あの後、仁王はAに何をしたか聞いたため、Aの上目づかいは軽くトラウマ(?)らしい


切原「...確かに上目づかいで可愛かったですけど、どす黒いオーラが見えて、殺気があったんっすよ...」


真田「彼奴が殺気だと?!」


桑原「ま、まぁ、自業自得だな」


柳生「敬語を覚えたと思ったら態度の方に出ましたか...」


柳「顔付きが可愛い系だから余計に怖いのだろうな。笑わないのに可愛いという奴だからな。」


丸井「...睨むって、Aが表情変わった時じゃね?」


桑原「確かにな...」



柳生「盛り上がっている所申し訳ないのですが、もうそろそろチャイムがなりますよ?」


柳生の一言で全員がダッシュで教室に向かい朝練が終わったのであった


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赤霧は目からビームを発射しております...


ありがとうございます!!

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