王者立海に無気力気味な美少年が入学してきたようです【男主】

第14話 初めまして ページ14

本日は土曜日...部活は午前のみ


朝から部活はあるけどそこまで早くないため余裕で間に合った...5分前だけど...


柳「...今日は遅刻しなかったな」


A「いつも遅刻するわけじゃない...です...」


柳さんに頭を撫でられた


そう言えば...今日は『神の子』幸村精市さんに会いに行く日...


表情は変わらないとして内心ワクワクしている


写真は見た事あるけどどんな人なのかは知らない


今日の部活は大体仁王さんとサボったり、柳さんに教えてもらったり、柳生さんに敬語や礼儀を教えてもらったり


案外楽しい...



・



・



楽しい時間は過ぎるのが速くて、現在は真田さんと電車に乗っている...


音楽を聴いてるからいいけど...


無かったら泣きたくなるよね...


その後は真田さんの後ろを歩いて付いていく


若干小走りなんだけど...



ー金井総合病院ー


ココが幸村さんの病室...


僕は真田さんの後ろに続いて入る


幸村「やぁ､真田。今日も来てくれたんだね」


真田「嗚呼。今日はお前に紹介したい奴がいるのだが。」


幸村「...?マネージャーかい?」


真田「いや、レギュラーだ。仁王、柳生、丸井、切原に勝った奴だ。まだまだ初心者だがな」


そうだよ...初心者だよ...


幸村「レギュラーかい?!もしかして真田の後ろにいる子?」


僕は真田さんから少し顔を出す


真田「嗚呼。コイツは『天才』だ...雪永。」


A「初めまして...雪永A...です...」


幸村「初めまして。テニス部部長の幸村精市です。...真田、もう一度聞くよ。レギュラー?」


若干失礼


もう慣れてるけど


真田「あ、嗚呼...」


幸村「そ、そうかい...失礼、ずいぶんと可愛い子だね」


A「よく言われ...ます」


柳生さんに教えてもらった敬語が今役立ってる...


幸村「(敬語苦手かな?)そ、そう...これから宜しくね」


笑った...綺麗な人...


A「あの、また、ここに来てもいい...ですか?」


幸村「ああ。是非おいで^^」


優しい人だな...


幸村さんと僕と真田さんで喋った


真田「では、今日はこれで帰るぞ。また来る」


あー、もう少し喋りたかったのに...


A「失礼しました...」


ここでも柳生さんに教えてもらった礼儀が使われた...


また来よう...


今日はちょっと寄り道していこうかな...近いし...


A「真田さん、僕、寄りたい所ある...ので...」


真田「嗚呼、明日は1日だからな」


そのまま僕はとある場所に向かった

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