teapot_19 ページ19
君といるのが辛くて、家を出てきてしまった今日。
｢おまたせっ｣
優太｢よっ、いつでも元気だなっ｣
｢元気なのが取り柄なんで笑｣
本当は元気なんかじゃない。
さっきから君が頭にこびりついて離れない。
｢で、なに？｣
優太｢相変わらずタメかよ〜｣
｢だって岸くんだもん笑｣
でも今日は岸くんらしくない。
入ったお店は高そうで、身体が硬くなってしまう。
優太｢そんな緊張しなくてもいいよ笑｣
優太｢奢りだから！｣
そういう岸くんはらしくない。
優太｢でさ、話あるんだけど｣
｢それを待ってたんだけど｣
優太｢あ、ごめんごめん｣
カウンター席ということもあって
どこを見ればいいのか分からないから
目の前のグラスを見てしまう。
優太｢あのさ、｣
優太｢好き...です｣
私も。
その言葉がなかなか出なかった。
ずっと好きだったはずなのに。
何処かに何かがあって、それが突っかかって私は
｢...考えてもいい？｣
そんな生意気なことを言っていた。
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ひよん(プロフ) - 0519namiさん» ありがとうございます!! (2018年12月27日 8時) (
レス) id: 6a8399d170 (このIDを非表示/違反報告)
0519nami(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてますので頑張って下さい。応援してます！ (2018年12月25日 22時) (レス) id: 50354e6784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよん | 作成日時：2018年12月22日 20時
