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#22。 ページ22
紫耀｢笑ってるとこも可愛い。｣
｢なにいってるんですか？笑｣
紫耀さんも顔をクシャッとさせて笑う。
｢紫耀さんの方が可愛いですよ？笑｣
紫耀｢ありがとう笑
あと、紫耀さん呼びやだ。のと、
敬語も嫌い。｣
｢わかり...あ、分かった。｣
さらっと可愛いって言えて、
大人っぽいなって思ったら
子供っぽいところ。
・
今まで紫耀と付き合った人。
紫耀が好きな人。
そういうところに溺れていくんだろう。
・
朝だというのに、送るって言われて
ふたりで歩くアスファルトの道路。
第一印象。
紫耀は怖かったけれど、
話せば、天然王子様。
・
女の子はこうやって
紫耀という沼にはまっていく。
私は、
その『沼』に狙われてるってことも
知らずに。
・
秋になりかけの夏。
私の手にあるコーンポタージュは
気づけば、ぬるくなっていた。
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作者名：ひよん | 作成日時：2018年11月1日 16時
