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「何もついてないから落としちゃったのかなって、
これなら小さな鈴ついてるので落としたら気づくしいいかなって」
だとしても…
「貰ったんですけど行き場なくて…」
女は少し悲しそうな声で俺を見る
玲「自分のにつけないんっすか？」
俺の言葉に返事を返す代わりに
自分のポケットから何かを取り出して俺に見せつける
その手には俺と同じテディベアのキーホルダーがついていた
「ペアなんです！」
初めて会った時は大人しそうな感じだったのに
意外に人懐っこいらしい
相当キーホルダーが気にってるみたいで
サングラス越しでもわかるほど満足そうに笑って鍵を見せつける彼女が子供っぽくみえて笑ってしまった
玲「ありがとうございます…
とにかく拾ってもらって助かりました」
2人とも歩き出し
マンションのオートロックの前で行くと
慌てて鍵を出そうとする彼女
渡された鍵をみせる
玲「俺開けるんで」
「あ、ありがとうございます」
鍵で扉お開け中へと2人で入った
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設定タグ：GENERATIONS , 佐野玲於
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作者名：wooka | 作成日時：2022年8月19日 1時
