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玲「何階ですか?」

「あ、22階お願いします」





そう言って女の人はペコっと頭を下げて端によると
今度こそ扉も閉まりエレベーターは動き出した





隼の方により後ろから女性を二人で何となく見つめた









そんなに長そうではない髪を後ろでゆるくクリップでまとめ
軽く捲っている薄手のシャツから見える白い腕は華奢で

そんな華奢な手に握られた買い物袋








そして首筋にみえるキスマーク




彼女からの視界には見えにくい所にあるその跡に
彼女は気づいていないのだろう





お熱いことで







あっとゆー間に22階につき
彼女は一度こっちに振り向き頭を軽く下げてからエレベーターをおりた






隼「見た?」

玲「見た」

隼「ここは勝ち組の住む場所なのか、うやましいな〜」


 



皆がそうなのかは知らないけど

俺とそんなに年齢も変わらなそうな彼女がここに住んでるのは確かに勝ち組なのは間違えないだろ







玲「てかお前帰んないの?」

隼「今日はもうお家には帰れません」





うちのメンバーって自由な奴多いよな…



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作者名:wooka | 作成日時:2022年8月19日 1時

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