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あと何回 ページ48

跳ね返した…!!このまま矢印を変えられる前に技を…!!



「氷の呼吸 陸ノ型 一角風・猛吹雪!!」



「…っ!!」



(矢印の方向を変える隙を与えるな…!!)



ズシャッ!



(斬れた!!頸を斬った!!)



矢琶羽の頸は地面に落ちた。



「ぐっ…おのれ!!お前の頸さえ持ち帰ればあの御方に認めていただけたのに!!許さぬ許さぬ!!汚い土に俺の顔をつけおって!!くそっ!お前も道ずれじゃ!!」



矢琶羽はAに矢印を食らわせていた。



「!!氷の呼吸 拾ノ型 氷鏡!!」



Aは矢印を跳ね返した。



その時。



「A!!大丈夫か?!援護に来た!!遅れてごめんな!!」



「!!炭治郎!!来ないで…っ!」



跳ね返った矢印は、炭治郎に思いっきりぶつかった。



「…っ?!」



炭治郎はグンッと矢印に引っ張られ、Aの方に飛んできた。



「…っ!」



Aは炭治郎を受け止めた。



「大丈夫だからね…っ!」




Aは炭治郎への衝撃を減らすため、炭治郎を守るように抱きしめ、身を丸くした。



(技で衝撃を緩和して…っ!!)



「水盆氷晶斬り!!千乱霰楽!!冰魂下ろし!!氷の漣!!」



(あと何回?!あと何回技を出せばいい?!)



炭治郎を抱えて片手で何度も技を出すと腕がもげそう…!!



しかも技を出しても片手だから、衝撃を完全に消すことはできない。



「A!!俺に構わなくていい!頼む、放してくれ!!」




Aは炭治郎の言葉を無視した。



「氷柱突き!氷陣・円龍の舞!」



(やられるな!!)



「一角風・猛吹雪!!」



ドッ!



(地面に落ちた!!終わった…っ!終わっ…)



「っ?!ハッ、ハッ、ハァ、ゼェ、ヒュウ、ヒュウ…ッ!!」



(呼吸が上手くできない…!!)



「っ痛ぁ…っ」



肋が…っ!折れた…足が金縛りにあったかのように動かない…



「Aっ!!ごめんな、俺のせいで…大丈夫か?!ごめん…ごめんなっ!」



炭治郎が肋を抑えながらAの方に走ってきた。



炭治郎にも衝撃がいっていた…



(!!それよりも!!)



「炭治郎!!私はっ、いいから!禰豆子ちゃんたちの…所へ!!」



(先程の場所から離れていて、禰豆子ちゃんたちの様子が見えない…!!)



「でも…」



「早く…!!」



炭治郎はしばらく思考を巡らせ、そして頷いた。



「…わかった!!すぐに戻る!!」



「…うん…っ」

呪い→←矢印



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火華(プロフ) - コメントありがとうございますっ!! (2020年8月8日 17時) (レス) id: fd2412c62f (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - 面白いのでこれからも頑張ってください (2020年5月30日 10時) (レス) id: d5bc66432d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:火華 x他2人 | 作成日時:2020年5月30日 1時

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