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『この辺りで大丈夫です。』
「住宅と思しきものは見つからないけど。」
『ここから結構小道に入っていくので。』
「そう。じゃあここまでにしておくよ。」
ご飯も奢ってもらった上に家まで送って頂いてしまったので、早めに帰っていただくためにも家から少し離れた場所までで別れようと思ったんだけど、
すごく疑わしいと言わんばかりの眼差しで見られた。
『はい。本日は色々とありがとうございました。またよろしくお願い致します。ではお気をつけて。』
「いえいえ。こちらこそよろしく。Aさんも帰り道には気をつけて。」
『送っていただいたので大丈夫ですよ。』
「まだあるんでしょ?小道」
…これは明らかに疑ってる。全然この辺りでいいんだけどな。
「それじゃあ。お疲れ様。おやすみ」
『お疲れさまでした。おやすみなさい。』
私は卯木さんを見送って誰もいない家路を歩いた。
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ユウ(プロフ) - 日向子さん» お楽しみ頂けたようでよかったです!これからも精一杯頑張りますので、お付き合い頂ければ嬉しいです。 (2021年4月4日 20時) (レス) id: 1b06b7a96c (このIDを非表示/違反報告)
日向子(プロフ) - ょうたさん» お返事ありがとうございます。この話面白いので今後も楽しみです。 (2021年4月4日 13時) (レス) id: cef126ce32 (このIDを非表示/違反報告)
ょうた(プロフ) - 日向子さん» 初めましてコメントありがとうございます。続編につきましては微調整のため、先程パスワード解除をさせて頂きましたのでそのままお進み頂ければと思います。お待たせしてしまい申し訳ございません。引き続きお楽しみ頂けたらと思います。宜しくお願い致します。 (2021年4月3日 23時) (レス) id: bba3963680 (このIDを非表示/違反報告)
日向子(プロフ) - こんにちは。続編のパスワードが知りたいです。 (2021年4月3日 19時) (レス) id: cef126ce32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ょうた | 作成日時:2019年11月5日 13時