【ごっふぁみ】家族【drm】 (ページ22)

今日:47 hit、昨日:21 hit、合計:150,153 hit

天才の彼ページ22

.

ｱﾙｽ「お姉ちゃん、だるまさん。おかえりなさい〜。」

『ただいま、アルス。』

ｱﾙｽ「お姉ちゃん顔赤いけど大丈夫？」

『外の空気冷たかったからかなぁ〜。』

ｱﾙｽ「うわぁ！手冷た！」

モチモチとした顔を両手でギューッと挟むと、可愛い絶叫が聞こえる。

にしても、

『...どういう状況？』

部屋に戻るとローレンくん、じゃすぱーくん、葛葉くんがsellyくんに下敷きにされて伸びている。

その様子がいつも通りなのか分からないが、気にする素振りもなく凛月ちゃん、月島さん、へしこくんはキッチンカウンターで楽しそうに話している。

ﾀﾞﾙﾏ「またやっとるんか。」

『あれ助けなくていいの？』

ﾀﾞﾙﾏ「sellyの気が済んだらsellyが治すやろ。」

selly「おいだるま、こいつらアホ。」

綺麗な桃色と空色の髪色、パッチリとした可愛らしい瞳のsellyくん。最初女の子かと思ったが、ガッツリ男の子だった。ごめん。

可愛らしい顔を歪め、下敷きにしている3人をバシバシと叩きながら酒を飲むsellyくん。見た目が誰よりもギャングしている。

『sellyくん、こっちで一緒にお酒飲む？』

selly「...いい。俺寝る。」

『そっか。おやすみ、sellyくん。』

こっちをちらっと見て寝室に行ってしまったsellyくん。

うーん...なんか微妙に距離あるんだよなぁ。

「気にせんくてええよ。」とだるまくんは言ってくれるがやっぱり少し寂しい。

ﾀﾞﾙﾏ「アルスさん、あのバカたち治してやってくれん？」

ｱﾙｽ「うーっす！」

ちょっと頑張るか。