【ごっふぁみ】家族【drm】 (ページ12)

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願いページ12

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『えっと、初めまして。アルスの姉、A・アルマルって言います。ひとりでカフェ経営してます。アルスと混ざると思うからAで大丈夫です。』

「Aさん。自分はギャング、GOD FAMILYのリーダーやらせてもらってる、だるまいずごっどっていいます。気軽にだるまって呼んでください！」

だるまいずごっど。この街に長く住んでいるが、聞いたことの無い名前だ。

とりあえず言いたいことを言おう。

『だるまくん、単刀直入に言うんですけど、』

ﾀﾞﾙﾏ「ちょ、すみません。俺から良いっすか。」

切り出そうとした瞬間、よく通る声が店に響く。

ﾀﾞﾙﾏ「アルスさんのギャング加入、認めて貰っていいすか。アルスさんはうちのゴッファミに必要な存在なんですよ。」

『うん、だるまくんが良ければうちのアルスをお願いしたいな。』

ﾀﾞﾙﾏ「…へ？」

目をまん丸と見開きびっくりしている。

きっと抜けて欲しいとか言うと思ったのだろう。いや、最初はそう言うつもりだった。

でも多分大丈夫だ。
この街で人を見る目は培った。

ﾀﾞﾙﾏ「良いんすか、」

『アルスはだるまくん達にとって必要な存在なんでしょ。』

ﾀﾞﾙﾏ「はい！それはもう本当に。」

『ならお願いします。』

頭を下げると、頭をあげてくださいと焦っているだるまくんの声が聞こえる。さっきと立場が逆になってるな。

『ふふっ。だるまくんがいい人そうで良かった。』

ﾀﾞﾙﾏ「俺もAさんに怒られるかと思って、ちょっと来るの怖かったんすよ。」

『私はだるまくんが怖い人だったらどうしよう〜！とか思ったけど、アルスと葛葉くんの話を聞いてたらあんま怖く無くなってたな。』

ﾀﾞﾙﾏ「えぇ、アルスさんと葛葉何言ったん。印象悪くなってたら危なかったわ。」

ｱﾙｽ「ボスを悪くいうわけないじゃないですか〜！」

ｸｽﾞﾊ「そーだそーだ。俺ら悪口言ったことねーし。」

ﾀﾞﾙﾏ「お前がいっちゃん言うやろ。」

そう言って笑ってる3人を見ると、この時間がとても心地よかった。