沢山の声に囲まれて【ヒプマイ／愛され】 (ページ16)

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14話ページ16

主sideーーーー

理「A、大丈夫か？」

『ｯはぁ…はぁ…………大丈夫、！』

動きやすい格好でとは言われたけど、まさか山を登るなんて…

理「着いたぞ。ここが小官のキャンプ地だ。」

『ふぅ…………わぁ、凄い！！』

理「小官は少し晩飯用の食材を取ってくる。少々待っててくれ。」

『とって…？…うん、待ってるね！』

晩御飯取ってくるってなんだろ。。ザバイバルしてるって言ってたし、魚とかかな？

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辺りも暗くなってきた頃、帰ってきた理鶯さんがご馳走を用意してくれた。…見た目はあれだが、味はとっても美味しい。

『理鶯さん料理上手なんですね…』

理「あぁ、小官にとって料理は趣味と実益を兼ね備えているからな。」

『凄っ………。左馬刻達は料理できるのかなぁ』

理「ん、左馬刻達か。そうだ、知ってるか？実は左馬刻はだな〜〜」

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『〜〜!!‪w知らなかった！あこれは知ってる？銃兎が〜』

理「…A、確か銃兎の事は呼び捨てでは無かった気が、」

『あ、この間のお願い事の内の1つで。呼び捨てして欲しいって…』

理「なるほど」

『そういえば理鶯さんのお願い事まだ聞いてなかったね。』

理「なら、小官の事も呼び捨てしてくれ。小官もAと親睦を深めたい。」

理「後はそうだな…。…この間シンジュクに行った時泣いてだろう。2人の声で」

『え、？う、うん。』

理「なぁ、涙を流すのは小官の為だけで良いと思わないか？」

『え？…んぅ、ちょｯ///』

そう言いながら、私の髪をかき上げ耳にキスをしてきた。

『や、やめてりおっ///』

理「これは小官の願いだ。何でも聞いてくれるんだろう？」

『そうっだけど…っ！///』

理「I want You((ﾎﾞｿｯ」

『うぁｯ…///』

その後もずっと耳にキスをしてくる理鶯。肩をがっしり掴まれてるし、押してもピクリともしない。誰かっ助けて…

ﾌﾟﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙ

『!!り、りおう！電話鳴ってるっ///』

理「…………。あぁ。」

理「…なんだ左馬刻」

左《そんな怒んなよ。キャンプ地にA連れて行ってるだろ？》

理「それがどうした。」

左《どうせ無理やり迫ってんだろ。一回やって歯止めが効かなくなって…。理鶯、お前の悪い癖だ》

理「……自分の感情の起伏くらいコントロール出来る。」

左《一応忠告しただけだ。じゃーな》

理「……あぁ。」

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文字数。次回へ続きます。