ボサ男 地味男 不思議くんPart2

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ASide





最近、イタズラ電話や、靴が無くなったり、ピンポーンってインターホンがなったり…。





ねぇ、誰なの？






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今日は、お家に一人。


紫耀は、バイトだから、いないの。






なのに、






プルルルル、プルルルル。




携帯があるから、家電なんて、必要ないって言ったのに、紫耀が、なんかのために、家電必要やで。って言って、家電買ったんだけど…





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プルルルル、プルルルル




怖い、家電なんて、必要ないって言ったのに。


早く、帰ってきてよっ。









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一人の部屋に鳴り響く電話の音。




消えると、すぐにインターホンがなる。






その繰り返しで怖くなって、イヤフォンをして、音楽を大音量で聞いて、目を瞑った。






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気配が感じなくなり、耳から、イヤフォンを外した。






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ピロリン



『びっくりしたぁ…もう。』




今度は、私のスマホからだった。






【今帰るけど、なんかほしいもんあるー？】


紫耀からのラインだった。
ない、はやくかえってきてほしい。



【ない。早く帰ってきて…】




【了解】



簡単なラインのやり取りをした。


ラインで何も聞いてこない、紫耀に、何かを悟ってくれたんだなと分かった。





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早く…紫耀。






ピンポーン







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￣￣￣￣紫耀、じゃない。

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