出 会 い は 楽 屋 で 。【Ren,Nagase】

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永瀬side



砂浜に降りてきたAは、言葉が出ーへんくらい、綺麗やった。




この透き通る青い海に、肌色の砂浜、あたり一面に広がる気持ちのいい太陽。



まさに、絵にでも描いたかのようなオーラを放つAには、正直、手に届かない。一瞬にでもそう思ってしまった。





何かを察したかのようにとーまが



金「廉！みんな揃ったし海行くで！」



そう誘ってきた




海に入り、足首にかかる冷たい水がとても心地よかった。




お腹のあたりまで水に入り、皆で、バシャバシャする、





A、谷間見えすぎや。


ほんま、俺、鼻血でんで。、




我慢できひんわ。高校生やで！？俺。


…………理性を保て、俺。





平「見惚れ過ぎや」



小声で、紫耀が、そう呟いてきた。






俺は、ますます顔が赤くなって、紫耀を見ると、




口パクで【頑張れ】そう言っていた。




…あぁ、俺は、なんていい親友をもったんだ。




そう思い、みんなが見ていないうちに、海からAの手を握り、砂浜まで連れてきた。








…今しかない。そう思い。

　

バッグの中からゴソゴソと箱を取り出した。

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