Day3 ページ3
『狡い』
呟いたAの言葉は、僕の首に巻かれ、僕を抱き締めたAの行動によって掻き消される
天「A？」
『…………………………』
名前を呼んでも反応が無い為、
目の前に広がった床を眺める事しかできない
暫くして、Aは僕の首筋に顔を埋める
天「っ………A？」
『…………天は可愛いし、格好良いし、付き合ってる事公に公表してても、やっぱり不安になる』
不安を滲ませた、ぎりぎり聞き取れる位の声で話す、
天「…………………………うん」
『だから、逆に考えてみれば、周りに可愛い女の子もたくさんいるわけで』
天「………………うん」
『私なんかいつか捨てられるかもしれなくて』
天「………うん」
何でだろう、なんだか段々苛々してきた
『だ、だから！ちゃんとこれからは、好きって、ちゃんと伝える
だから……わっ！』
聞いていたら夜明けまで掛かりそうなので、自分とAの身体を起こし、
抱き締めた、
天「………本当に、莫迦だよね、Aって」
『な、はぁっ！？』
そんなこと言う為なんだったら離して
と怒り出す、けれど全然怖くない
天「前に言った筈だけど、僕はAが、最初で最後の恋だって」
その言葉にビクリと身体を震わせて
僕の服の裾を掴む
『覚えてるけど……言葉だけじゃ不確かだよ、そんなの…』
はあ、と息を吐いて互いの顔を見る
天「じゃあAはさ、好きでもない男に同居して貰うの？」
『んなわけ無いでしょう』
天「だよね、てか僕が許さない」
『じゃあなんで聞いたよ』
天「好きでもない男とキスしたり、手繋いだりする？」
『無視かい…
絶対嫌よ、気色悪い』
天「だよね、したら上書きするから」
『だからしないってば』
天「好きでもない男に、指輪貰ったら嬉しい？」
『………
………
………
………
天からじゃなきゃ、嫌』
ああもうほんと、
なんでそんなに可愛いのかな。
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珠音(プロフ) - リクエストありがとうございました！思っていた以上の甘々でした(*´▽`*) (2018年9月2日 9時) (
レス) id: 4f085394ba (このIDを非表示/違反報告)
Ｄream(プロフ) - 珠音さん» 素敵なリクエスト有り難うございます！了解しました、頑張ります！ (2018年8月26日 14時) (レス) id: 26a17f6a03 (このIDを非表示/違反報告)
珠音(プロフ) - こんにちわ！お話完結おめでとうございます！リクエストしても大丈夫ですか？陸くんとじゃれてて昌鹿野床どん→まさかの天登場…修羅場からの甘々が見てみたいです！ (2018年8月26日 14時) (レス) id: 4f085394ba (このIDを非表示/違反報告)
Ｄream(プロフ) - 珠音さん» 私的にはもっと甘シチュを入れたいのです！！じゃんじゃん入れていくので、楽しみにしていてください！ (2018年8月22日 19時) (レス) id: 26a17f6a03 (このIDを非表示/違反報告)
珠音(プロフ) - Ｄreamさん» こんにちわ！更新分一気読みしちゃいました！押し倒したときの表情はさぞ怖かっこいい顔で微笑んだと感じました（笑）そしてそれからの甘々展開。ごちそうさまでした♪ (2018年8月20日 15時) (レス) id: 4f085394ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｄream | 作成日時：2018年8月14日 23時
