50日後にはもう頑張らない ページ10
そのあとは、ほとんど覚えてない
悲しみを背負いながら帰っていく天くんの背中を、ぼーっと見つめていて
気づいたら陸くんの仕事終わってて
寮帰ってきたら、いつの間にか夕飯だった
「あ、六弥さん、そこの醤油とってもらえますか」
「これデスか?」
「はい」
今日あった他愛もない話を続けながらみんな食べているのに、陸くんと私はずっと無言
今日のことなんて思い出したくもない
へんな感情が溢れてきたおかしな自分なんか、思い出したくもない
「あ、TRIGGER」
三月さんがふとテレビに目を向けたあとに呟く
ドクリと
心臓がなる
「なんかこの九条、全然上手くわらえてねぇな」
大和さんが頬杖付きながら呆れたようにつぶやく
「ほんとだ〜、なんか本性出した〜みたいな顔してる」
「あ〜、根はあんな冷徹だしな」
環くんと三月さんの会話に肩を揺らす、
その光景を、陸くんと一織くんが見ていた
陸くんはともかくとして、一織くんには絶対気づかれた
___天くんがこうなってるのは、私のせいだ。
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なつめみく - りく、、いおり、、お前ら可愛いかよ!! (10月3日 10時) (レス) @page33 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - お疲れ様です! 感動した。 この作品と出会えて良かった♪ (2019年8月3日 22時) (レス) id: 94cd216a66 (このIDを非表示/違反報告)
Dream(プロフ) - 愛乃さん» ありがとうございます、今までの自分のこの作品へ込めた気持ち、思いが、皆様に伝わっていただけたのであれば、本当に喜ばしいことです。そんなふうに言って下さり、本当にありがとうございます!これからもこの作品をよろしくお願い致します。 (2019年7月7日 23時) (レス) id: 26a17f6a03 (このIDを非表示/違反報告)
愛乃(プロフ) - 完走お疲れ様でしたっ、ハラハラドキドキして…安定した読後感に物凄く安心して最後まで読むことができました…この作品大好きです!! (2019年7月7日 22時) (レス) id: c13e9f2ebf (このIDを非表示/違反報告)
Dream(プロフ) - エレノアさん» 有り難うございます、あと天オチです!大丈夫です!クライマックスまで全力疾走しますので、天や他のみんなのことを暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。 (2019年3月26日 22時) (レス) id: 26a17f6a03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Dream | 作成日時:2019年2月25日 16時