○ ページ3
天「っ……！も、もう……Aの莫迦……
そんなことしてたら、直ぐオオカミに食べられちゃうよ」
頬に口付けられて赤くなっていた顔が、途端に意気地になった顔になる
『意地っ張り
てか、オオカミってなに？』
天「…………………………
こういうことしてくる人」
呟いたかと思うと天は私の肩を押して押し倒す
『はえ……？』
天「こういうこと、直ぐしてくる男の人のこと」
…………………………それって……
『天のこと？』
天「、なに、僕にされるの嫌なわけ」
不機嫌になって顔を歪め始めた天の頬をムニッとつまむ
『そ〜じゃないよ、今だって、ドキドキしすぎて心臓爆発しそうだし……』
天「
ふ〜ん？」
あ
墓穴ほった
『ち、ちがくて！
んむ……』
慌てて訂正しようとするも、口は塞がれた
深く、それでいて短いキスだったが、私にはかなり長く感じられた
唇は離れても、顔はあまり離れていない
天「A………
物足りなそうな顔してる」
『えっ！？』
___まぁ、図星だが
天「正直に言っていいよ」
天の顔は、いつも以上に怪しく
色気が漂っている
その表情に、私もなんだか歯止めが効かなくなっていく
ぎゅっと目を瞑り抑えられた手首に力をこめる
そして、意を決してゆっくりと目を開けて口を開いた
『もう一回、
深いキス、
してください……』
天はそんな事言い出すと思っていなかったと言わんばかりに目を開くが、それも一瞬
直ぐに口付けてくる
離れてはまた口付け
の繰り返し
天「っ……ぁ〜、ごめん、僕が止められなくなった」
また私の顎を掬い噛み付くようなキスを始めた。
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Ｄream(プロフ) - 宝坂 藍花さん» 有り難うございます、そして此処まで読んでくださったことにも、本当に有り難うございました！ (2018年9月15日 11時) (
レス) id: 26a17f6a03 (このIDを非表示/違反報告)
宝坂 藍花(プロフ) - 完結しましたね！長々とお疲れ様でした！ (2018年9月15日 11時) (レス) id: 3515971034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｄream | 作成日時：2018年9月1日 23時
