−2−痴情の縺れで100回死んだ女【呪術廻戦】

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＿＿＿＿＿『ということで無事帰還しました。いえーい』

「いえーい、じゃないんだよこの馬鹿！！どれだけ心配したと思って…！！」

『えっ、あの、なんかその…すみません』




あの後、私は見事反転術式を会得し、甚爾くんは土地神サマを秒で祓っていた。早すぎんだろアンタ。



だが、帳の外に出ると灰原くんには泣かれ、七海には怒られ、やっと帰ってきても硝子ちゃんや五条くんにも怒られ、傑くんには抱きつかれた。めっちゃ心配かけたんだな私。本当にすみませんでした。




『ほっほら！でもまぁ生きて帰ったしぃ？』

「サポートしかしないって条件だったよね？」

『最初は七海と灰原くんのサポートしかしてなかったし、甚爾くんの方はサポートする間もなかったからセー』

「フじゃないよアウトなんだよ。後輩を逃がすため、危険を顧みずその場に残ったんだろう？」

『誰だ余計なこと言った奴』




「七海と灰原」と言われ、脳内で後輩2人を腹パンしといた。余計なこと言わんでよろしい。




「やはり呪術師なんて辞めさせてどこかに閉じ込めるしか…」

『傑くん？？』

「悟や硝子にはバレるか？でも硝子は簡単に買収できるし」

『傑くん』

「悟は…まぁ上手く丸め込めば問題ないな」

『傑くん！！』

「よしA、監 禁されてくれるかい？」

『傑くんッッッ！！！！！』




「何か問題でもあった？」じゃねぇんだよ！問題しかねぇんだよ！！落ち着け！私に人権と拒否権を与えろ！！









(監 禁ENDなんか迎えてたまるか)

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