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しおらしくなった彼は壁についていた腕をだらりと下げ俯いた。私は善逸の囲いから出ようと動く。
しかしそれより早く彼が動いたため力強く抱き締められた。
「善逸?」
善「よ………よかった〜〜〜!そうだよねぇ!Aちゃんは俺のお嫁さんになるって決まってんだから他の男のこと好きになんかなるわけないよね〜〜〜!!!!俺もしそうだったら気が狂って手を出してたよぉぉぉぉ」
恐ろしい事を言っていたような気もするが。
「………はぁ。誤解が解けたなら良かった。ほら、離して。しのぶさんがお茶菓子をくれるって炭治郎から聞いたから、行こう」
そう言うと、先程まで赤かった善逸の顔が青くなる。あれ、嫌な予感しかしないんだけどな?
善「………俺、さっきの事、炭治郎達に、言っちゃった…。てへっ☆」
………………………………………。
案の定、炭治郎と伊之助(となぜかカナヲ)に事細かに今日の出来事を根掘り葉掘り聞かれたのは言うまでもない。
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作者名:アマネム | 作成日時:2023年10月14日 19時