無限列車 ページ42
Aが合流する少し前
「え─────っ!!まだ司令来てなかったのかよ!!居て良かったじゃんしのぶさんちに!!」
任務より女の子が大事な男善逸は炭治郎につかみかかる。
炭「いや…治療終わったし一カ所に固まっているより」
善「あんな悲しい別れをしなくて良かっただろ!!!」
炭「いや…司令が来た時動きやすいように…あと炎柱の…」
善「バカバカバカァ!!Aちゃんもいないし野郎だけなんてやる気が起きねぇよぉぉお!!!俺帰るぅぅぅぅ」
炭「う"っ……」
実を言えば炭治郎も少し寂しかったりする。好いた少女が近くにいない事がこんなにも心細いとは思いもしなかった。
善「えぇーーーーーん!!Aちゃァァァん!!!!」
伊「オイ!」
善「今忙しい!!」
伊「オイ!!!オイッ!!!!」
善「何だようるさいな!!!」
伊「なんだあの生き物はー!!!」
伊之助は初めて見る汽車に緊張していた。
山育ちのため都会のものにはめっぽう弱い彼は土地の主だのなんだのと言い始める。
伊「こいつはアレだぜ…この土地を統べるもの…この長さ、威圧感、間違いねえ!今は眠ってるようだが油断するな!!」
善「いや汽車だよ知らねぇのかよ」
伊「シッ!!落ち着け!!」
善「いやお前が落ち着けよ」
「伊之助…私達はとんでもないものに会ってしまったかもしれない……!」
伊「やっぱりそうか…!よし、まず俺が1番に攻め込む!!
……ァ?」
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作者名:アマネム | 作成日時:2023年10月14日 19時