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「と、そんな感じです」
蜜「可愛いわ〜〜!♡♡とっても可愛い!!」
Aの思い出話を聞いた甘露寺は頬を赤く染めきゅんきゅんした。
後輩が皆仲良く過ごしていることにとても心が温まるような感覚。
蜜「炭治郎君はAちゃんが大好きなのね!きゅんきゅんしちゃう…♡」
「いやいや!多分お母さんが恋しいんだと思いますよ!」
この少女、かなり残酷である。
蜜(炭治郎君…!まだまだ先は長いわね…!)
甘露寺は密かに炭治郎の恋を応援しようと心に決めた。
鴉「カァー!!A!!ニンムダァ!!!」
「分かった!蜜璃さん、お茶菓子ありがとうございました!今度お礼させてください」
蜜「い、いいのよ?気にしないで!」
「ダメです!とっておきの甘味処を見つけたので、一緒に行きませんか?」
甘露寺は立ち上がったAの上目遣いに胸を打たれ
蜜「いいわよっ!行きましょ!///(Aちゃん可愛い♡)」
「やったー!それでは詳しいことは後ほど!」
蜜「ええ!任務、頑張ってね」
「はい!行ってきます!」
鴉「カァー!! イソゲ イソゲェェエ!!!」
甘露寺は彼女が見えなくなるまでその背中を見送った。
最初に出会った頃はボロボロになりながら泣いていた彼女も、彼等と切磋琢磨しながら成長し自分の弱さに打ち勝った。
蜜(Aちゃん、強くなったわね。よぉし!私も負けていられないわ!)
Aと平和な日々を過ごすため、恋柱は今日も鬼を狩りに行く──。
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作者名:アマネム | 作成日時:2023年10月14日 19時