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伊「チッ蜘蛛の巣だらけじゃねーか邪魔くせぇ!!」


「なんだかヒリヒリする…。ずっと誰かに見られてるような感じ……」


伊之助に蜘蛛の巣を斬ってもらいながら先へ進む3人。


炭「伊之助、A」


伊「何の用だ!!」


「ん?」


炭「ありがとう。2人とも一緒に来ると言ってくれて心強かった。…山の中から捩れたような……禍々しい匂いに、俺は少し体が竦んだんだ。………ありがとう」


Aは似ていると思った。


「…私も、炭治郎と同じ。だけどここで止まっても変わらないと思ったから。…私も2人が居れば怖くないよ!」


2人からの言葉に伊之助はほわ…となった。


ほわ


ほわほわ


ほわほわほわ


藤の花の家紋の家で感じたこのほわほわは一体何なのだろう。
伊之助は少し戸惑った。


炭「っ!伊之助、A」


炭治郎の視線の先には1人の鬼殺隊隊士の姿が。


「っ!!」


炭「応援に来ました。階級・癸 竈門炭治郎です」


「同じく寒河江A。こっちは嘴平伊之助です」


「なんで" 柱 "じゃないんだ…!癸なんて何人来ても同じだ意味が無い!!」


ゴッと男性隊士の顔を殴る伊之助。


炭「伊之助!!」


「何やってんの!」


伊「うるせぇ!!」

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作者名:アマネム | 作成日時:2023年10月14日 19時

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