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────那田蜘蛛山 入口
木々がざわめく森の入口で1人喚く黄色い少年。
善「待ってくれ!!ちょっと待ってくれないか!怖いんだ!!目的地が近づいてきてとても怖い!!」
伊「なに座ってんだこいつ。気持ち悪い奴だな…」
善「お前に言われたくねーよ猪頭!!」
1人でぎゃあぎゃあ喚いている少年───我妻善逸は断固拒否と言わんばかりに地面に座り嫌だ嫌だと頑なに山へ入ろうとしない。
炭治郎と伊之助が何とか説得しようと言いかけた時
「おーーい!!」
と、自分達が歩いてきた道の方から女子の声がした。
藍鉄色の目を持ち、緑がかった肩までの髪を揺らし、白い生地に青い雪華模様が描かれた羽織を着ている少女が居た。
言わずもがな、寒河江Aである。
「君達もこの山に用があるの?あ、もしかして任務?良かった〜!1人で不安だったんだ」
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作者名:アマネム | 作成日時:2023年10月14日 19時