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那田蜘蛛山 ページ15

恋柱邸の縁側で桜餅とお茶を楽しんでいるAと恋柱・甘露寺蜜璃。


蜜「ねぇ、Aちゃん。炭治郎君達とはどんな風に知り合ったの?」


「話すほどのものでもないですよ」


蜜「それでも聞きたいわ!」


「長くなるかもしれないですけど、大丈夫ですか?」


蜜「ええ!とっても楽しみ♡」






──


────


──────


「山に送り込んだ隊士が戻ってこない?」


鎹鴉からそんな事を聞いたA。
ある村に出現した鬼を滅するため駆り出され、今しがた倒したところだった。


鴉「オクッタモノゼンイント レンラクガトレテイナイ ラシイ」


「それは…匂うねぇ…」


今から音柱邸へと帰る道を鴉と歩くA。
その間ずっと鴉とその話をしていた。


鴉「トコロデ A」


「ん?」





鴉「オマエモ ムカエ ト シレイガアッタ」





「お前、それを先に言いなさいよ…」


鴉「カァーーーッ!!サァ ムカエェェエエエ!!!!」


「自分は飛べるからってずるいぞ!!!!!」


Aは己の足を鼓舞し、舞台である"那田蜘蛛山"へと向かった。

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作者名:アマネム | 作成日時:2023年10月14日 19時

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