3 ページ37
─────収録終わり
梶原「A！また一緒になれるなんて…っ///」
「語弊がある言い方やめてくれる？ゾワっとしたわ」
なぜそんなにキラキラなんだ？
後なんでそんなにもじもじしてんの？
ご察しの通り、私の姿を見た瞬間しっぽを振り出した岳人。
初めましての方が何人かいたので収録終わりに挨拶でもしようと思っていた。
「高槻真尋役の木野井Aです。よろしくお願いします」
重松「礼瀬マヨイ役の重松千晴です！初めまして！」
海渡「桜河こはく役の海渡翼です。よろしくお願いします！」
山口「椎名ニキ役の山口智広です！木野井さんに会えて嬉しいです〜」
ああ〜爽やか。
そうよそうよ、これよこれよ。
「フレッシュ…。初めまして」
重松「木野井さんに会えて光栄です…！」
「そんな、辞めてくださいよ〜！ぺーぺーの声優ですから。あと気軽に名前で呼んでください」
海渡「そんな事ないですっ！僕Aさんの事尊敬してるんです…！」
「エッ……。ちょっと、聞いた？」
近くにいたあじーこと阿座上洋平くんの腕を掴む。
阿座上「痛い痛い！！力強いわ」
彼とは水星の魔女で知り合った。
アウトドア系Y○uTuber()のグエル君と仲良しな、いわゆる悪友のキャラを担当したのだ。もちろん男。
出番は少しだったけどね！
私がその役で出た時のSNSの荒ぶり様は笑ってしまった。ガハハ！
笠間「あんだけアイドル声優にはならないって言ってたのにー」
中澤「思いきったね、Aちゃん」
結構前になるけど共演のある笠間さんと中澤さんは私にとって母と父である。
笠間さんなんて私と梅原が言い合いをしてるといつも"仲良くしなさい！もう！"と言うのだ。
これをお母さんと言わずなんという？
阿座上「ほんとお前何してんの？……い"ってぇ！！」
ちょっとムカついたので骨の間をぐいっとしといた。
私にそんな口聞くからだよ？まったく！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 400人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アマネム | 作成日時：2023年9月11日 19時
