恋にブレーキなんていらないんです

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「キヨくん痛いよ〜…。謝るから許して」


🐈‍⬛「俺は心が痛い」


廊下に出てヘッドロックを解いてからAをキツく抱き締めた。


🐈‍⬛「Aはさ〜……俺のこと好きなん…？」


「んー？さあ、どうでしょう」


🐈‍⬛「教えろよ〜……」


「考えてみて」


俺ばっかりが好きなのではと不安になる。
好きになったのも告白をしたのも全て俺からだ。
…もしかして、俺に合わせてくれてるとかではないだろうか。


🐈‍⬛「…俺はめっさ好き。この先Aしか考えらんないくらい好き。なんなら俺Aの名前が前後に入ったTシャツ着て実況ばりにデカい声で名前叫びながら近所一周するくらんむぅ」


普段の低い声でオタクばりに早口になった俺にAは軽くキスをした。
はぇ？？？


「恋人でもない人にこんな事する女に見える？」


それが答えだよ、とAは笑った。


🐈‍⬛「………そっかぁ」


「元気出た？」


🐈‍⬛「…うん。サンキュ」


「よし、じゃあ戻ろう？」


俺はそっとAの手を握り







🐈‍⬛「あの………………こっちも元気になったって言うか」







「オラァ " ！！！！！！」


🐈‍⬛「ありがとうございますッ！！！！！」




こんなに嫉妬深い俺だけどこれからもよろしく。








🐮「キヨって人一倍嫉妬深いよな」


🥷「それを本人が気づいてないのよね」


🦀「だから面白いんだよ」


🐮「うわ、悪ぃ男」

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