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・・・なんて言うとでも思ったか
だが残念、こっちが現実だ。
見たまえ。
────ギチギチギチギチ
「痛い痛い痛い痛い!!!!!!!」
「離せよ祈本里香ァ!!!!!!」
「ヤダァ!リカがAと遊ぶのォオ!!」
左を野薔薇に右をリカちゃんに引っ張られてます。二人とも私を人間だと忘れてませんかねえ?肩からちぎれそうなんだが??
「待って"待って"!!Aちゃんちぎれる!!体半分になァ"」
「里香、そのままAの事奪え」
「あげませんよ」
「お?やるか、恵。勝った方がAを好きに出来るってことで」
「俺だって強くなる為に特訓してるんです。今回は勝ちますよ」
「ほお?言うじゃねぇか」
「私の意思はァ"?!!!っ野薔薇、爪爪爪!!!!くい込んでるって!!」
「真希さんも伏黒くんも元気だなあ」
「釘崎ぃ!!!Aのこと絶対離すなよ!!!」
「悪いけど、僕もAちゃんと遊びたいんだ。譲ってくれない?」
「これだけは譲れないっすよ。Aは俺達といる方がお似合いなんで」
「………少しお話しようか」
「話し合いだけで終わればいいっすけど」
「やっちゃエ、憂太ァア!!」
「リ"カ"ち"ゃ"ん"ッ!ほ、ほね、骨折れるゥ!!」
「いや〜僕たちの生徒が仲良くて何よりだよ」
「そうだね」
「・・・それにしても傑。Aに甘やかされたって?」
「1人で50匹。それくらいは許してくれよ」
「僕だってそんなの沢山してるよ。お前だけ抜け駆けはずるくなぁい?」
「日頃の行いだろうね」
「……………………やんのか?」
「短気は損気、だよ悟」
「…………虚式"むら」
「助けてヤガえもーーーーん!!!!」
「Aも大変だな」
「しゃけしゃけ」
「それもそうだな。お〜いA〜2年サイドに来ればもふもふし放題だぞぉ」
「高菜〜!」(僕もいるよ)
──しょうがないよね。だって僕達、Aの事が大好きだもん。
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作者名:アマネム | 作成日時:2023年8月4日 0時