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パンダ先輩
あんなにデカいパンダが突っ立ってたらそりゃあやってみたくなるよね。トト○に姉妹が抱きついてたやつ。
「うわ…………何だろうこの感覚………そうだお母さんのお腹の中…」
「もう甘えんぼさんね」
「暖かい……」
「パンダ臭くねぇか？」
「むしろ無臭ですよ。…………………え喋んの？？？」
「遅っ」
「うわ、呪霊……ではないよなあ」
「こんなキューティな呪霊が居たらぜひ見てみたいもんだな」
「でもなんでここにいるの？」
「俺ここの生徒だから。2年のパンダだ」
「えっ！？先輩・・・？！」
初めてパンダの先輩ができました。
特級術師・乙骨先輩
ハイスペック人間の乙骨先輩。頭よし、顔よし、性格よしのよく張りハッピーセット。乙骨先輩のパートナー祈本里香ちゃんには何故か気に入られている。
ある日学校の廊下を歩いていたら階段から落ちそうになっている乙骨先輩を見つけてしまった。
「あ」
「危ないっ！」
「うわっ」
「・・・乙骨先輩、大丈夫ですか？顔色めっちゃ悪いですよ」
「ああ、Aちゃん・・・。うん大丈夫だよ」
「眠れてます？」
「いやあ・・・実の所あんまり」
ふらっふらで前よりもくまが酷かったのを覚えている。
「ならこれどうぞ。甘いもの飲んでぼーっとしましょ」
「いいの？」
「私はいつでも買えますから」
「うぅ・・・！大事にするよぉ・・・！」
「飲んでくださいね？ねぇ？」
缶ココアを大事に抱えて部屋へと戻っていった。・・・そういえばココア飲んだのかあの人。
表情豊かな特級呪霊・祈本里香
学校近くの森の中、突然感じた重たい呪力に戦闘態勢に入った私の目の前にいたのは
「憂太ぁ、ドコォ？」
「ゑ？？？？？」
大泣きする特級呪霊の祈本里香ちゃんだった。
「あの、祈本里香ちゃん？」
「・・・憂太、知らなイィ？」
「一緒じゃないの？！」
学校の周りが気になっていたリカちゃんは1人で山の奥へと入ってしまい出口が分からずオロオロしていた。
「多分学校にいると思うけど、一緒に戻ろうか？」
「いいノォ？」
「いいよ〜。私ねリカちゃんと話してみたかったんだ」
「リカ、嬉しイィ・・・！」
とても懐かれました。
皆何だかんだ優しい人達だ。
勉強も優しく教えてくれるし、怪我をしたら一目散に心配をしてくれる。
私達を宝物のように扱ってくれる、本当に優しい人たち。
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作者名：アマネム | 作成日時：2023年8月4日 0時
