2年生 ページ12
呪霊まんじゅう事件主犯の夏油先生が2年生を連れて長期任務に向かったのが2ヶ月前。
夏油先生は2年生の担任で、五条先生がいない時は私たち1年生の体術の授業を担当している。
まあ、同級生もキャラが濃いけど先輩たちも濃厚すぎるほどのキャラ。
軽く紹介しておくと
呪具使いの達人・真希さん。
才色兼備の言葉が似合う真希さんは後輩にも容赦ないほどスパルタ。私もそこそこ体を動かすのは得意な方なのに真希さんに勝ったことは1度もない。強ぇ女。スパダリすぎる真希さんに何回惚れたことか。
しかしそんな真希さんにも欠点はある。
「お、Aじゃん」
「こんちは〜」
「相変わらずいい乳してんな」ガシィ
「掴み方おかしいですよ」
「野薔薇のやつ"Aの胸枕気持ちいいっすよ"とか自慢してきやがって……」
「した事ないんですけど」
「今度私にもやれ」
「拒否権は?」
「あるわけねぇだろ」
まあ出会い頭に乳揉んでくるわケツ揉んでくるわで頭が湧いているんです。
「真希さん、女でよかったっすね」
「ああ?喧嘩なら受けて立つぞ」
「いやいや!男ならセクハラですぐお縄ですよ」
「あーそういうことね。それに関しては女でよかったわ」
「私も先輩の綺麗な顔には傷つけたくないんで」
「・・・あっそ」
「照れてます?」
「うるせぇ。おかすぞ」
目が本気でした。
呪言師・狗巻パイセン
最近になってようやく意思疎通が出来るようになってきた狗巻パイセン。身長は私と変わらないのに力は圧倒的にあちらが強い。可愛らしい顔をしていかにも姫ポジにいそうなのに力は虎杖に引けを取らないくらいめっっっちゃ強い。
「うわ〜先輩腕細・・・」
「ムッ、おかか?」(弱いって?)
「いやいや!てっきりもっとムキムキなのかと」
「・・・ふんっ」
「?!!」
「高菜?」(どう?)
突然のお姫様抱っこ。
「わかりましたわかりました!凄い先輩力持ち!さっすが〜!」
「♪」
「なので降ろして下さい」
「おかか」
「ちょっと、っ」
「A」
「はい?」
「・・・すき♡」
「・・・・・・・ハァ」
そしてよく不意打ち食らわせてくる。顔の良さ分かってんのか。
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作者名:アマネム | 作成日時:2023年8月4日 0時