声優って楽しいな(白目)2 (ページ10)

今日:41 hit、昨日:90 hit、合計:29,817 hit

2 ページ10

花江炭治郎side

鬼滅の舞台をAと愉快な仲間たちと共に見に行った時、スタッフの方に楽屋の方へ案内されるとそこに居たのは

「エッチョッ雪穂がいるｩ…」

先程まで舞台にいた演者の皆さんだった。

そこで俺たちにいち早く気がついたのは炭治郎役の小林さんだった。

俺たちはお互いのキャラを演じてくれた方たちと話した。その中でもいちばん面白かったのはやっぱり

「初めまして！木野井Aさんですよね？」

「アッそ、そうです…！アニメの寒河江雪穂をしてます、木野井ですｩ」

「お会いしたかったです！楽しんで頂けました？」

「ﾓｯ、もちろんです！すっごくハラハラドキドキしました！…雪穂が雪穂で…感無量です」

「わ〜嬉しいです！ありがとうございます😆」

「笑顔が眩しっ……」

「記念に写真を撮ってもいいですか？」

「逆にいいんですか？」

「いいですよー！ウェルカムですー！」

「若者の力ってスゲェ…」

と自キャラ大好きマンのAはオタクと化し雪穂役の人と話していた。

俺もそれなりに自キャラに愛情はあるけどAには負ける。
彼女は自分のキャラを愛しつつそれと同じくらい他のキャラも愛している。

俺がAに好感があるのはそういう所だ。

オーディションに受かれば原作を読み込みファンの人たちが思う役を演じる。
Aはそういった努力で数々の役を勝ち取ってきた。

そんな彼女だからこそ、俺達には必要な存在だ。