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善逸はベッドの上で悶えた。

炭治郎は時が止まったように動かなくなった。

伊之助はなんでか分からないけど顔が熱くなった。


遡ること数分前。
男性だけが狙われると言われた街へと赴いた三人は鬼の討伐に成功したが毒を盛られたため、隠に蝶屋敷へと運び込まれた。


し「治るまではこの薬を一日二回飲んでくださいね」


善「やぁだぁ!!またあの苦いもの飲ませるんですかぁ?!」


し「善逸くんはそのままでいいんですね。分かりました。アオイ、善逸くんには持って行かなくて大丈夫ですよ」


善「分かりましたよう!!!飲みます!!」


三人は禍々しい色をした薬を飲もうとするがなかなか手が動かない。
あの我慢に強い炭治郎ですらも躊躇うほど。


炭「こ、この匂いは…っ、鼻が、曲がりそうだ!」


伊「…………」


し「意気地が無いですねえ。では、手伝ってもらいましょう」


三人の頭の上にハテナが浮かぶ。しのぶが扉の方へ声をかける。そこにいたのは


炭「!!!」


伊「んなっ!!!!」


善「エッ(クソデカボイス)」






「オクスリノマナイコニハ オシオキデスヨー」


蝶屋敷の制服に身を包み黄緑色の蝶の髪飾りをつけたAがいた。
ちなみに顔は死んでいる。


「……………ほらぁ!言ったじゃないですか!!追い討ちかけるって!!」


し「驚いているだけですよぉ♪とっても可愛らしいですね」


「ほ、褒めても何も出ませんからね!!」


片手に大きな注射器を持っているAはしのぶにぷりぷり怒りながら三人へと視線を向け


「……………さっさと薬飲んで寝なさいよ」


と帰ろうとした。──────が、そんなのを許す3人では無かった。

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ワト - 続きも楽しみにしています! (1月8日 15時) (レス) @page39 id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アマネム | 作成日時:2023年11月26日 22時

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