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お注射の時間ですよ ページ5

しのぶにAを呼んでくるようにと言付かったカナヲは音柱邸の門の前にいた。
他の柱の家に入った事がないカナヲはド緊張のあまり一歩も踏み出せずにいた。


カナヲ(Aを呼ばなきゃいけないのに…)


自分の隊服をぎゅっと握りしめ震えていると門の向こう側から何かを叫ぶ声が聞こえた。


「やめてくださいよ!!この色魔!!!」


宇「アア?!Aテメェ旦那にそんなこと言っていいと思ってんのかァ?!」


「誰が旦那ですか!!雛鶴さぁんこの人止めてくださぁい!」


雛鶴「元気があっていいわね」


「ダメだこの人たち!!」


それはAと宇隨の声だった。鬼ごっこでもしてるのだろうか。ドドドド…と走る音が聞こえる。


カナヲ(Aだ…!)


カナヲは意を決して門を開こうと手を伸ばした………ところで向こう側から門は開かれた。


「っ?!!わっ、カナヲ?!どうしたの?」


宇「逃げんなコラ!!」


「うわっ、執拗いなぁ…!カナヲ、ごめん」


カナヲ「え?」


Aはカナヲの手を握り二人で走り出す。しかしAの足が速くカナヲは足をもつれさせてしまう。


カナヲ「あ…!」


「おっと…!あわわごめんね!ちょっとだけ我慢してて!」


カナヲ「きゃっ」


Aはカナヲを姫抱きにすると颯爽と駆ける。カナヲは状況が読めず頭の中は銀河でいっぱいになる。いわゆるスペースキャット状態である。

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ワト - 続きも楽しみにしています! (1月8日 15時) (レス) @page39 id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アマネム | 作成日時:2023年11月26日 22時

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