呼び起こされる記憶 ページ31
Aが部屋で禰豆子と遊んでいると炭治郎が帰ってきた。
炭「怒られてしまった…」
「無謀な事するからだよ」
炭「仲良くなる為だ!むんっ」
「勝手に部屋に入って一方的に話して、何?抜けた歯を取っておいた?そりゃあ玄弥も怒るよ」
炭「Aは仲がいいんだな。どうやって仲良くなったんだ?」
「炭治郎はまず人との距離の取り方を覚えた方がいいよ。ゼロ距離から始めるのは嫌がる人もいるから」
炭「んー……分かった。少し考えてみるよ」
「ならこんなにぴったり引っ付くの一旦やめよ?」
炭「(・ε・` )」
Aは禰豆子の髪をひと房取り三つ編みにしていく。
「禰豆子、蜜璃さんと同じ髪型だよ可愛いね〜」
禰「ムー♪」
炭「A、俺にも教えてくれ」
「いいよ。じゃあ炭治郎はこっち」
炭「いや、俺はAの髪をやるよ。君も甘露寺さんが好きだろう?」
「……じゃあまず髪を三つに分けてからこっちの髪の束をこうやって」
炭「ふむふむ」
────
───────
一人の刀鍛冶が石畳の上で壺を見つけた。
「危ねぇなぁ、誰だこんな所に壺なんか置いて…」
──不味い不味い
「やはり山の中の刀鍛冶の肉など喰えたものではないわ
ここを潰せば鬼狩り共を確実に弱体化させられる
ヒョッ!」
──急がねば…急がねば…
「玉壺のおかげで里は見つかった…
早う早う 皆殺しにせねば…
あの御方に楯突く者共を……!!」
───
─────
164人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ワト - 続きも楽しみにしています! (1月8日 15時) (レス) @page39 id: 2e5d7514a6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アマネム | 作成日時:2023年11月26日 22時