音柱の継子~3~ (ページ22)

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カナヲ「炭治郎はAと一緒に居すぎ。私にも譲って」

炭「流石にカナヲでもそれは譲れないなあ。俺はAが大好きなんだ」

カナヲ「私だって負けない。Aの可愛い所も炭治郎より言える」

炭「なら勝負するか？俺も負けないよ」

カナヲ「Aは寝る時赤ん坊みたいに小さくなって寝るの。知らないでしょ」

炭「くっ……！同性の特権を振りかざしたな…！………でもそれは可愛いな」

カナヲ「それにくすぐりにも弱い。特に首から上なんてすぐに反応して顔が赤くなる」

炭「カナヲ狡いぞ！君にしかできないじゃないか！」

カナヲ「よく言う。炭治郎だってAにすぐ触る癖に」

炭「だってしょうがないだろう！Aが可愛すぎるのが悪いんだ」

カナヲ「それは私も同感」

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Aは炭治郎から聞かされた会話に全身から湯気が上がりそうだった。

(なんという会話をしとるんだこいつらは！しかもそれ私の暴露大会になってるじゃない！)

恥ずかしさが9割を超え蛸のような色になったAに炭治郎が

炭「ほら。……そういう所が可愛いんだって」

「っ、」

するりと頬に指を滑らせる。

炭「いいか、A。……俺は君が好きなんだ、君だけが」

「っ〜〜〜！」