デザートは君 ページ19
🐈⬛「好き」
「はい」
🐈⬛「今日も可愛い」
「うん」
🐈⬛「あ"ーぶちおか」
「ころすぞ？」
今日も今日とて暴走列車ことキヨくんから告白されてます、私です。
登録者400万人をお祝いしたいと思い、ご飯に誘った。とは言っても近くのファミレスなんだけどね。
注文してご飯を待っている間こっちをガン開きの目で見つめてくるキヨくんに、ずっと気になっていることを聞いてみた。
「キヨくんさ、いつから私の事好きなの？」
🐈⬛「そうだな･･･あれはそう。俺が100年の眠りから覚めた時のこと」
お前はリンクか？毎日パンツ一丁で走り回んのか？
🐈⬛「ていうのは冗談で。Aとニコニコのイベントで一緒になったのあるだろ？」
「そうね。･･････え、その時？」
🐈⬛「うん。一目惚れってあるんだな〜。Aの笑顔に堕ちた」
「ああ･･･そうなの」
🐈⬛「俺もそんな簡単に人を好きになるわけねぇよなって思ってたんだけど。やっぱ人生って何が起こるか分かんない」
あの時の私は純粋にTOP4と最俺の視聴者だった。
あの頃の皆はとても親切で優しい人達だった。
なのに今では
🐈⬛▶︎特殊性癖持ち
🦀▶︎自称常識人
🐮▶︎絶叫拡声器
🥷▶︎セクハラ大魔神
🗻▶︎正統派ドM気質
🌱▶︎サイコ野郎(無自覚)
🍩▶︎細身高身長褐色元気っ子(+金髪美少女)好き
まって、まともなやつ居なくね？
🐈⬛「気持ち伝えたかったよ。でもあの時の俺は臆病で関係が壊れるのが怖かったから、隠してたんだ」
「そ、なんだ」
なんだか、いたたまれないな･･･。
🐈⬛「しばらくAから連絡無かったっしょ？俺も何聞いていいかわかんなかったから、出来なくて」
🐈⬛「そんでAが帰ってきて、LINEが来た時
やっぱ、Aが好きだな
って改めて思ったんだよ。そしたら我慢できなくなった」
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作者名：アマネム | 作成日時：2023年6月24日 23時
