Safeguard Hyeong!!【4】短編

･ ページ8

･NM



Aヒョンは、何しても怒らない。

マンネたちがふざけてポカポカ殴ったり、体重載せたり……行為を迫っても、全部受け入れる。

俺たちを受け止めて、抱擁してくれる。

Aヒョンは、七人のうち誰かちゃんと選んでって言えば、選んでくれるのだろうか。


NM｢……。｣


俺たちはそれを望まない。

Aヒョンは？

まだ、愛ってなにか分からない？

薄々気づいてるんじゃないの。

俺たちを愛してくれているんじゃないの。

なんて。


『……っ、い"、たっ、』

NM｢……｣

『や、まて、いたいっ、』

NM｢……！ごめん、！｣


ぼーっと、Aヒョンのナカを解していると、バシバシと手を叩かれた。

慌てて引き抜く。


『っうぁ、！』

NM｢……！｣


今、


『ちが、』

NM｢もっかい、もう1回指入れていい？｣

『……ん、』


脚を広げて俺の指を受け入れるAヒョン。

今度は慎重に。

唾液も、足しとこう。

たらりと自分の唾をヒョンのに垂らすとビクリと腰が浮いた。

グチグチと音が鳴って、ヒョンの吐息が荒くなっていく。

くにっとナカで指を曲げる。


『……っあ、！』

NM｢Aヒョン、きもちいい？｣

『う、……ん、』


顔を赤くして、頷くAヒョン。

……かわいすぎる。

今まで、かっこいいが八割くらいを占めてたのに。

急に、可愛い。

もっと、その顔みたい。


『あ！や、やさしく、しろよ……おまえ、ガサツなんだか、ら……っ、ぁ、』

NM｢……はい！｣


大丈夫。

慎重に、じっくり解して……


『ふ、ぅ、……っ！ん、まえも、さわって、』

NM｢はい、｣


Aヒョンがいいようにしなくちゃ。

いつも自分がやるくらい、きゅっ、と上下に扱く。


『あ"っ、ぅ、つよ、すぎ……っ、』

NM｢でも、きもちよさそうですよ、｣

『はぁ"っ、ぁ、あ……！』


既に後ろはグチョグチョになってるけど……俺のはいるか分かんないし、まだ、ほぐそう。


『も、ぁ、いきそ……っ、』

NM｢え……もう？｣

『ばか、いつまで、ぅ、ぁ、ほぐしてん、だよ……っ、！』


時計を見る。

あ。

もう1時間も経ってる。


『もぅ、ここの、かんかく、ない……、』


まじ……ですか。

俺が今触ってる入口に手を当てても反応しない。

脚、ガクガク震えっぱなしだけど……これ、大丈夫なのかな。


もう、いれていいかな……


ズボンも全部脱いで、Aヒョンのにあてがう。

ほんとに感覚ないんだ、反応ゼロ。


NM｢……。｣

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す