猫頭突き ページ41
･JN
秋風の心地よい午後4時。
俺は店に向かって足を進めているわけだけど、今日はいつもより気分がいい。
なぜなら、今日はお店でイベントがあるから。
JN｢………………っぐぅぅぅう！！｣
｢……。｣
HS｢かわいいねぇ、相変わらず。｣
YG｢猫耳いいな。｣
SJ｢やだやだ、Aに全部もってかれるよこれー。｣
UN｢ねえ、俺はなんで包帯ぐるぐる巻きなんですか。もっとかっこいいのか可愛いのがいいですよ。｣
SB｢A、しっぽもつけよう。｣
今日はハロウィンイベントデー。
コスプレとかお化けのコスチュームを着て、接客をするんだ。
こういうイベントの日はお店が盛況する。
｢僕、フランケンシュタインがよかったのに……｣
YG｢だめだ。一番似合わない。｣
｢えぇ……｣
あきらかにAの猫耳タキシードしっぽ付きコスチュームに他よりお金をかけている気がするけど、誰も文句は言えない。
だって、目の保養すぎるから。
首にチョーカーまでつけて……すっごいえっち。
TH｢……！｣
JM｢ねこ……｣
ギャーギャーと盛り上がる控え室に顔を出した2人。
Aを見つけて、目をまん丸にしている。
｢あ……テヒョンイ、ジミナ……｣
ちょっと恥ずかしそう。
Aはこの2人の前ではかっこいいヒョンでいたいらしい。
でも、猫耳タキシードなんて、可愛い以外なにものでもないからねぇ。
TH｢かわいい……｣
JM｢にあってます！｣
｢うぅ…。｣
しょぼん、と項垂れると猫耳と重力に従って垂れる。
まるでAの意思が反映されてるみたいな動きにドキッとした。
YG｢なあ、これつけるか？｣
ユンギヤ……いきいきしてて、ヒョンは安心だよ。
手に持つのは猫の手。
｢これつけてたらお酒注げませんよ！｣
YG｢あ、そっか。｣
珍しく仕事でポンコツをしたユンギ。
まあ、そのくらいの破壊力があるのが猫耳タキシードAちゃん(しっぽ付き)。
HS｢A！にゃんにゃんって言ってごらんよ！｣
嬉しそうにスマホをかざしてからかうホソガ。
もちろん俺もさっきから動画を回している。
一挙一動がかわいい。
｢いやです！｣
あ、反抗した。
YG｢言え。｣
｢……っい、いや…です……！｣
YG｢オーナー命令。｣
｢……！！｣
職権乱用！
でもそれは今すごくありがたい！
さあ、言ってごらん……にゃんにゃんって。
｢………にゃん…にゃ、ん……っ｣
がぁぁぁぁぁぁああああ！！！！
天使！
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名無し74524号(プロフ) - はさん» ありがとうございます！めちゃくちゃ長いのに読んでくださって感謝です！！テヒョンさんがいつの日かにサックス演奏者になりたいと仰ってたのでその設定もつけました！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2021年5月6日 12時) (
レス) id: 167dd810cf (このIDを非表示/違反報告)
は(プロフ) - 初見です！めちゃくちゃ読み応えがあってほんとに面白いです！！ストーリーに面白みがあって、でも現実と同じ出身校だったり。。最高です！！今私高1で、1日の終わりに読むのがとても楽しみになってます！まだまだ楽しくなりそうなこのお話を、毎日の楽しみにします！！ (2021年5月6日 6時) (レス) id: 2f07946095 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｰﾄﾙｽﾞ｡ - 続編おめでとうございます！頑張ってください! (2021年3月4日 22時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アザラシ | 作成日時：2021年3月4日 20時
