【ツイステ】帝国兵士と深海の商人-1-【幼女戦記】 (ページ5)

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今日の天気は晴れ時々槍ページ5

『グリムが勉強をしてた?！嘘でしょ？！』
ﾕｳ「私も自分の目を疑ったんだけど事実なんだよね……」
登校中、ユウから朝起きたらグリムが勉強をしていたと、にわかには信じがたいことを聞かされた。

『どうやら今日は晴れ時々槍になりそうだね……』
ｸﾞﾘﾑ「どういう意味だ！失礼なんだゾ！」
ユリア｛日頃の行いの結果でしょうに……｝

『もしかしてグリム、今日が期末テスト最終日だから今さら焦ってる？』
ｸﾞﾘﾑ「ｷﾞｸﾘｯ……」
《《《目に見えて焦りだした……》》》

『でもまあ、一夜漬けしても結果はあまり変わらないと思うけどね』
ﾕｳ「確かに、日頃からコツコツやってるかどうかを見るためでもあるもんね期末テストって」
『そうそう、日頃から予習復習してればテスト前に焦って一夜漬けなんてしなくてもいいんだから』

ユリア｛お二人とも、そろそろ辞めてあげてください。グリムがとんでもなく縮こまってます｝
ユリアの言葉に足元を見下ろすと、地面に頭をめり込ませる勢いでごめん寝を披露するグリムがいた。

そんなグリムを見て、ユウとひとしきり笑った後、グリムに謝罪しそれぞれテストのために教室に向かった。

＿＿＿＿＿
B組担任「はい、そこまで。筆記用具置いて、答案用紙に自分のなまえ書いてあるか確認したら前回せ～」

期末テストがようやく終わった。
勉強は帝国にいたときからの癖で日頃から欠かさずしていたから、点数に関してはさほど心配ではないけども、それでも普段とは違う雰囲気だからか緊張で体がガチガチになってしまっている。

凝り固まった体を解すように、軽く伸びをする。
あ、今ゴキって言った。

ｼﾞｬｯｸ「おい、大丈夫か？今嫌な音が聞こえたぞ……」
『アハハ……思った以上に緊張してたみたい……思ったよりエグい音したよね……』
ｴﾍﾟﾙ「大丈夫？保健室一人で行ける？」

大丈夫だとクラスメイト達に伝えたけれど、それでも自分でもびっくりするような凄まじい音とそれなりの痛みが背中に走った為、担任に伝え保健室に向かった。